ドルチェグスト ピッコロXSのロックパネルを指で持ち上げる様子

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ドルチェグスト

旧型ドルチェグストの使い方|歴代モデルと説明書の確認方法

こんにちは、珈琲ギアオタクのマメハルです。

しまっていたドルチェグストをもう一度使いたい。譲ってもらったけれど、機種名も説明書も分からない。そんなときは、抽出ボタンを探す前に、本体の名前と操作方式を確認するところから始めましょう。

私のピッコロXSには上部にレバーがあり、ジェニオ エス ベーシックとは操作部の形が違います。同じドルチェグストでも、見た目が似ているから操作も同じ、とは限らないんです。この記事では実機写真を交えながら、旧型の見分け方と、あなたの一台に合う説明書の確認方法を紹介します。

旧型は「手動で止める機種」と「設定量で止まる機種」を分け、型番に合う説明書を優先してください。部品の欠品や不調がある場合は、使い続けるための費用と買い替え費用も比較できます。

この記事のポイント

  • 歴代の主な旧型モデルと操作方式の違い
  • 本体表示と公式一覧から機種を確かめる方法
  • 説明書で優先して読む準備・抽出・停止の項目
  • 部品交換と現行機への買い替えを判断する基準

旧型ドルチェグストは機種確認から

「古いドルチェグストの使い方」と調べても、手元の機種に合わない説明が出てくることがあります。最初に操作方式と型番を確認すると、不要な操作を試さずに済みますよ。

旧型でも自動停止する機種がある

旧型という言葉は、販売時期が前のモデルをまとめた呼び方です。手動式だけを意味するわけではありません。ピッコロ系のように自分で抽出を止めるモデルもあれば、ジェニオ系のように設定した量で止まるモデルもあります。

ここを取り違えると、止まるつもりで待っていたのに抽出が続いたり、量を設定しないまま淹れて味が変わったりします。カプセルを購入するより前に、説明書の「抽出方法」で停止操作を確認するのが近道です。

最初の確認は三つだけ

本体の機種名、製品表示の型番、説明書に書かれた抽出方式を合わせます。「旧型だから手動」とは判断しないのが大切です。

色や購入年だけで決めない

赤や白、黒といった本体色は複数の機種に使われています。丸い本体、背面タンク、上部レバーといった特徴も、それだけではモデル名を確定できません。販売店のセット名や中古出品の省略名より、実物の製品表示を優先しましょう。

購入した年と、そのモデルが発売された年も別です。長く販売されていた機種や、販売終了後の在庫品もあるため、「数年前に買ったからこのモデルだろう」と決めつけると説明書を間違えます。外観は候補を絞る材料、型番は照合する材料として使い分けます。

安全上の異常があれば止める

使い方を忘れただけなのか、本体が故障しているのかも分けて考えます。コードの傷、焦げたにおい、異常な発熱、本体下の漏水がある場合は、抽出確認を続けないでください。安全に可能なら電源プラグを抜き、メーカーへ相談します。

一方、カプセルが詰まってホルダーが開かない場合は、力でこじ開けてはいけません。機種ごとに圧力を抜くための案内があるので、その説明に従います。「古いから動作が遅いだけ」と考えず、操作の問題と安全上の異常を区別してください。

歴代の主な旧型モデル一覧

以下は、ネスレの販売終了モデル一覧で確認できる代表的な機種です。発売順の年表や全機種の完全一覧ではなく、手元の一台を探すための早見表として使ってください。

主な販売終了モデルと抽出方式
モデル名抽出方式説明書を探すときの注意
ピッコロマニュアルピッコロXSと区別する
ピッコロ プレミアムマニュアル名称と本体表示を照合する
ピッコロXSマニュアル公式サポートの型番はMD9781
ジェニオオートストップジェニオ2、アイ、エスと区別する
ジェニオ2オートストップ公式一覧から対象PDFを開く
ジェニオ2 プレミアムオートストップジェニオ2と同じPDFへの案内がある
ジェニオ アイオートストップ公式サポートの型番はMD9747S
ドロップオートストップ操作部の図を実物と照合する
ルミオオートストップホルダー周辺の構造も確認する
エスペルタオートストップ専用サポートで操作を確認する

出典:ネスレ「ドルチェ グストの販売終了モデル一覧」。2026年9月18日確認。上表の機種には、一覧内に説明書または機種別サポートへの案内があります。

ピッコロとXSは別のモデル

「ピッコロ」とだけ書かれた中古出品を見ても、ピッコロXSとは限りません。公式一覧ではピッコロ、ピッコロ プレミアム、ピッコロXSが別々に案内されています。同じマニュアル式でも、電源の入れ方や部品の形まで同一と考えないようにします。

写真は手元のピッコロXSです。上部レバーとカプセルホルダー周辺を確認する例として掲載しています。他のピッコロ系の説明写真として読み替えず、あなたの本体と違う部分があれば該当機種の説明書へ戻ってください。

旧型の一例として掲載したピッコロXSの正面
写真はピッコロXS。ピッコロと名前が似ていても別モデルです。

ジェニオの後ろの名前まで見る

ジェニオには、ジェニオ2、ジェニオ アイ、ジェニオ エスなど、名称の似たモデルがあります。「ジェニオの説明書」という検索だけでは別機種を開く可能性があるので、数字や末尾の名前を省略しないことが大切です。

たとえば、ジェニオ アイの公式型番はMD9747Sです。名称を聞き間違えた場合でも、本体表示と一致すれば確認しやすくなります。説明書の表紙に加えて、各部名称の図にあるボタンや抽出量の操作部も比べてください。

販売終了と使用不可は別の話

販売終了は、そのモデルの販売が終わったという意味です。正常に使える機体まで直ちに使えなくなるわけではありません。また、本体の販売終了と、説明書の公開終了、部品の在庫終了、修理受付終了は、それぞれ別の確認事項です。

ただし、説明書が公開されているから修理部品も必ずある、という判断はできません。手元の機体に欠品がある場合は、型番に適合する交換部品の入手可否を先に確認します。必要な部品が分からないまま、別の旧型本体を追加で買うのは待ちましょう。

\ 型番が分かったら適合部品を確認 /

旧型ドルチェグストの交換部品を探す

※価格と在庫は変動します。検索結果には別機種や非純正品も含まれるため、対応型番・付属品・販売条件を購入前に確認してください。

型番から説明書を確認する方法

機種候補が見つかったら、製品表示と説明書を突き合わせます。古い説明書を探すときほど、外観が近い別モデルのPDFをそのまま使わないことが重要です。

本体の製品表示を撮影する

本体が冷めている状態で電源プラグを抜き、給水タンクや水のたまったトレイを外してから、製品表示を確認します。底面を見る場合は、水が入ったまま本体を傾けないでください。無理に持ち上げにくいときは、明るい場所でスマートフォンを使ってラベルを撮影する方法もあります。

写真ではピッコロXSのMD9781という表示を確認できます。型番のほかに電圧やタンク容量なども書かれていますが、数字だけを拾うと別の項目を型番と取り違えます。ラベル全体を一枚撮り、型番の文字列を拡大して読むと確実です。

ピッコロXSの型番MD9781を確認できる製品表示
製品表示の例。型番と電圧・容量などの数値を区別して読みます。

公式一覧の機種名を選ぶ

前の早見表に添えた公式の販売終了モデル一覧を開き、該当する機種を選びます。モデルによっては説明書PDFへ直接進み、別のモデルではサポートページを経由します。経路が異なっても、表紙と本体表示の照合を省略しないでください。

説明書が複数機種に共通する場合は、本文に適用範囲が書かれていないか確認します。商品名が一文字違うだけで別物と決めつける必要はありませんが、逆に名前の一部が同じというだけで使うのも避けたいところです。公式一覧から案内されていることと、実物の操作部が一致することを合わせて見ます。

型番表示の見つけ方やPDFの保存方法を詳しく確認したい方は、ドルチェグストの型番確認と公式説明書PDFの探し方も参考にしてください。

読む順番を用途で変える

一杯淹れたいときは「安全上の注意」「各部の名称」「初めて使うとき」「抽出方法」の順に確認すると流れをつかめます。長期間保管していた場合は、通常の抽出ページだけでなく、再使用時やすすぎの案内も読んでください。

水が出ない、ランプが点滅したまま、といった症状があるなら「故障かなと思ったら」を確認します。日常のお手入れと内部の湯垢洗浄は目的が違うため、同じ洗浄だと思って操作を混ぜないようにしましょう。操作を全部覚えるより、必要なページへ戻れる状態にすることが役立ちます。

保存するPDFの名前にも型番を

説明書を保存するときは、機種名と型番が分かる名前にしておきましょう。家族で共有する場合にも、別のマシンの説明書との取り違えを防げます。

見つからなければ照合材料を送る

ラベルが薄れて読めない、公式の掲載写真と少し違う、といった場合は、機種名を推測して進めずメーカーへ問い合わせます。正面、操作部、製品表示の写真があると、文章だけで形を説明するより伝わりやすくなります。

中古や譲渡品で購入日が不明なら、不明のまま伝えて構いません。「いつ買ったか分からないから相談できない」と考える必要はありません。使いたいだけなのか、不具合が起きているのか、欠けている部品を知りたいのかも添えると、案内してほしい内容が明確になります。

◆マメハルのワンポイントアドバイス

型番ラベルの写真と説明書を同じ場所に保存しておくと、次に部品を探すときにも使えます。名前が似たモデルを何度も検索し直さずに済みますよ。

旧型の使い方で異なるところ

基本の流れは、準備して、対応カプセルを入れ、機種に合う方法で抽出し、安全に取り出すことです。ただし、実際に押す場所や待つ表示は一律ではありません。

電源の入れ方を確認する

本体の電源ボタンを押す機種もあれば、ホルダーの着脱などをきっかけに起動する機種もあります。側面に電源ボタンが見つからないから故障、とは限りません。まず説明書の図で、電源操作に使う部分がどこかを見ます。

特に、別のドルチェグストを使った経験がある人ほど、前の機種と同じ動作をしがちです。電源が入らないと感じたら、長押しや連打を試すより、初回準備のページへ戻るほうが確実です。長押しが別の設定に使われる機種もあるので、意味の分からない操作は避けます。

マニュアル式は停止を自分で行う

マニュアル式では、飲み物が推奨量になったところで停止操作を行います。カプセルに印刷された目盛りは、それだけで本体が量を読み取ってくれるという意味ではありません。機種の抽出方式とカプセルの推奨量を合わせて確認してください。

写真のピッコロXSには温水・常温を選ぶレバーがありますが、これはすべての旧型の操作配置を示したものではありません。レバーの左右を写真の向きだけで覚えると間違いやすいため、本体の色や表示、説明書の図を見ます。抽出中にその場を離れず、停止する位置を先に確かめておきましょう。

手元の機種がピッコロXSと確認できた方は、ピッコロXSの実機写真で見る準備・抽出・停止の流れも確認できます。ピッコロや他の旧型では、電源操作や部品の違いを型番別説明書で照合してください。

マニュアル式の例であるピッコロXSの抽出レバー
手動式の例。具体的な方向と停止操作は機種別説明書を確認します。
ピッコロXSの抽出レバーを中央の停止位置へ戻した状態
私のピッコロXSでレバーを中央の停止位置へ戻した状態。写真はMD9781の例で、ほかの旧型の停止操作は各説明書で確認します。

オートストップ式は量を設定する

オートストップ式は、カプセルの案内に合わせて抽出量を設定してから開始します。ただし、量の設定方法はレバー、スライド部、ボタンなど機種で異なります。自動で止まる点が共通でも、ほかのモデルの操作手順をそのまま当てはめることはできません。

カップは、設定量と泡の分を受け止められる大きさを選びます。二つのカプセルを使う飲み物なら、最後にできあがる一杯分の容量で考えます。自動停止があっても、カップの置き忘れや設定間違いまでは防げないので、最初の一杯は抽出の様子を見てください。

ランプの色だけで判断しない

点滅には、加熱待機、抽出後の待機、メンテナンスの案内、不具合など、機種と場面によって違う意味があります。「赤いから故障」「光っているから抽出できる」と一つに決めないことが大切です。

説明書を見るときは、何色かに加え、点灯なのか点滅なのか、電源を入れた直後なのか抽出後なのかを照合します。待機時間も全モデル共通の秒数にはしません。指定された状態にならない場合は、その機種の対処方法を確認し、改善しなければ相談へ進みます。

抽出後にすぐ開けない

抽出が止まったことと、カプセルを取り出せる状態になったことは同じではありません。抽出直後には熱や圧力が残るため、説明書の待機表示や取り出し条件を確認してからホルダーを扱います。

固くて抜けない場合は、力不足ではなく、まだ開けてはいけない状態の可能性があります。工具で引っ張ったり、別の抽出を追加したりして解決しようとしないでください。開始方法だけでなく、止め方と取り出せる条件まで読むと、使い始めの不安を減らせます。

久しぶりに使う前の確認

しばらく使っていなかった機体では、操作の確認と同時に状態も見ます。保管前に使えたことだけを根拠に、すぐ飲み物を淹れないようにしましょう。

保管中に残った水や汚れの確認から、洗浄・すすぎ・再開までの順番は、ドルチェグストを久しぶりに使うときの確認手順で詳しく整理しています。操作方法は、ここで特定した機種の説明書と合わせて確認してください。

部品と外観を先に見る

給水タンク、ふた、カプセルホルダー、トレイなど、説明書に載っている部品がそろっているかを確かめます。機種に付属するすすぎ用の部品も確認してください。見た目が小さな部品でも、必要な役割があるものを省いて使ってはいけません。

タンクのひび、ふたの変形、ホルダーの破損、コードの傷も確認対象です。配送された中古品では、梱包中に部品が外れていることもあるため、付属品を確認するまでは箱を捨てずに残します。欠品が分かった時点で、無理に通水せず適合部品の確認へ進みます。

ピッコロXSの給水タンクからカバーを外した状態
私のピッコロXSの給水タンクとカバー。部品の形や分解できる範囲は機種によって異なります。

すすぎと通常抽出を分ける

再使用時は、該当機種の説明書に従って洗える部品を洗い、必要なすすぎを行います。すすぎは通常のコーヒー抽出とは別の準備です。カプセルの有無、専用ツールの使用、受け容器の容量を説明書で確認します。

ピッコロXSのカプセルホルダーにすすぎ用ツールを装着した状態
私のピッコロXSに付属するすすぎ用ツール。飲用カプセルとは別の部品です。ほかの機種で必要な部品は説明書を確認してください。

すすぎをせずに古いにおいをコーヒーで隠そうとしたり、タンクへ洗剤を入れて流したりしないでください。日常洗浄と湯垢洗浄では使用するものも手順も違います。内部の手入れが必要か判断できないときは、公式案内を確認してから行います。

本体から取り外したドルチェグストのカプセルホルダーを流水ですすぐ様子
取り外したカプセルホルダーを流水ですすぐ実機写真。本体内部のすすぎとは別の作業で、洗える範囲は機種の説明書に従います。

お手入れの違いはドルチェグストの日常洗浄と湯垢洗浄で整理できます。ピッコロXS(MD9781)を使う方は、機種に合わせたピッコロXSの掃除・すすぎ手順を確認してください。

水が出ないときは連続運転しない

久しぶりの使用で作動音だけがする場合は、給水やタンク装着の問題に加え、内部の乾燥などが関係していることがあります。ただし、すべて同じ原因とは限りません。まず停止し、機種別の「水が出ない」「抽出されない」の項目を確認してください。

ほかの人が直った方法を、そのまま別機種へ試すのは避けます。水が出ないまま何度も運転したり、針の周辺を指で触ったりする必要はありません。どの操作まででき、どこからできなくなったかを記録すると問い合わせがしやすくなります。

症状の切り分けはドルチェグストで水が出ない場合の確認事項も参考になります。ピッコロXS(MD9781)では、ピッコロXSで水が出ないときの安全な確認手順を使い、別機種の操作を流用しないでください。

自己流の分解はしない

本体の丸洗い、配線部分の分解、非適合部品の加工装着は避けてください。給水タンクに入れるのは説明書に従った水で、牛乳や熱湯ではありません。正確な安全情報は公式サイトをご確認ください。異常の判断や修理はメーカーなどの専門窓口へご相談ください。

旧型の交換部品を探す基準

本体が正常なら、欠けた付属品だけを交換して使える場合があります。購入する前に、必要な部品の正式な名称と対応型番を確かめましょう。

部品名と対応型番を合わせる

「水のケース」「カプセルを入れるところ」という呼び方でも相談はできますが、検索時には説明書の部品名を使うと対象を絞れます。給水タンク、カプセルホルダー、抽出トレイなどの名称と、本体型番を組み合わせます。

商品名に「ドルチェグスト対応」とあるだけでは、あなたの機種への適合は確定しません。対応表に型番があるか、不明なら販売者やメーカーへ確認します。形や色が同じに見えても、接続部や固定部の違いは写真で分かりにくいものです。

購入先と照合する情報は、ドルチェグストの給水タンク・交換部品の探し方にまとめています。ピッコロXS(MD9781)の部品は、ピッコロXSの水タンクと対応部品の確認方法で実機の接続部分も見比べられます。

販売終了機の在庫は個別に聞く

ネスレのサポートには、販売終了マシンの付属品を探すための案内もあります。ただし、すべての部品が常に買えるという意味ではありません。型番、必要な部品名、破損している箇所を伝えて、取り寄せや修理の可否を確認します。

出典:ネスレ「ドルチェ グストの使い方・メンテナンス」。部品案内のほか、機種別サポートや問い合わせへの入口として使えます。

「取り扱いなし」と言われた場合は、別機種の部品を自己判断で買わず、適合部品の費用と現行本体の購入費用を並べて考えます。使えない部品を買い足してからでは、買い替えへ回せる予算が減ってしまいます。

\ 部品の追加購入前に本体価格も比較 /

ドルチェグスト本体の販売条件を確認する

※価格と在庫は変動します。検索結果には別機種や非純正品も含まれるため、対応型番・付属品・販売条件を購入前に確認してください。

中古部品は状態も確認する

中古部品が見つかった場合は、適合だけでなく、ひび、変形、欠け、洗浄状態も見ます。特に水を保持するタンクや、カプセルを支える部品は、機能に影響する傷がないか確認が必要です。「同型から外した」という説明だけで状態まで保証されるわけではありません。

本体そのものが不調なら、先に部品を買っても直るとは限りません。どこから漏れているか分からないままタンクを注文するなど、原因が未確認の交換は出費が重なります。診断が必要な症状は相談を先にして、交換する部品が決まってから購入します。

漏れた場所の整理には、ドルチェグストの給水タンク・底面からの水漏れの確認ポイントが参考になります。掲載写真はジェニオ エス ベーシックの例なので、旧型の部品の外し方や再通電の条件は、手元の型番の説明書を優先してください。

現行機との違いと買い替え判断

旧型を使い続けるかどうかは、古さだけで決める必要はありません。正常に使えるか、部品が手に入るか、今の暮らしに操作が合っているかを基準に考えます。

正常なら旧型を使う選択もある

必要な部品がそろい、説明書どおりに準備と抽出ができ、安全上の異常もないなら、旧型を使い続ける選択肢はあります。使い慣れたマニュアル操作が好きな人や、一日に淹れる回数が少ない人は、新機能を急いで増やす必要はありません。

ただし、外観がきれいでも内部の状態は見えません。抽出の変化やにおい、漏水に気づいたら、その都度確認します。年数だけで一律に寿命を決めるのも、動く限り安全と言い切るのも避け、症状とメーカーの案内で判断してください。

正常に使えることを確認してカプセルを買い足すなら、オリジナル専用カプセルの種類・味・杯数の比較も参考にしてください。本体に対応する規格を確認し、飲みたい量とメニューから選びましょう。

自動停止だけで新旧を分けない

現行機へ替えれば自動停止が手に入る、と考える前に、いまの機種にもオートストップがないか確認します。ジェニオ2やルミオなどからの買い替えでは、自動停止そのものより、操作部の使いやすさや設置寸法が比較のポイントになります。

一方、マニュアル式から買い替えるなら、抽出量を設定して止まる機種は候補になります。温度調節や追加の抽出モード、アプリなどは全機種共通ではないため、「新型だから全部できる」とまとめず、購入候補の仕様表で必要な機能だけを確かめます。

候補の機能や寸法を並べて比べたい方は、ドルチェグスト主要機種の比較で、操作方法・抽出機能・設置サイズの違いを確認してください。

ドルチェグストNEO、ジェニオ エス ベーシック、ピッコロXSを並べた比較
本体の大きさや操作部だけでなく、カプセルの規格も確認します。

NEOへ替えるなら規格を確認

本記事の旧型一覧は、従来のオリジナル系のモデルです。同じドルチェグストでも、NEOは専用の紙製ポッドを使う別系統で、オリジナルのカプセルと互換性がありません。古い本体で使っていたカプセルを、そのままNEOへ入れることはできません。

NEO専用紙製ポッドとオリジナル専用カプセルの形状比較
私の実機で使う消耗品を比較。左がNEO用の紙製ポッド、右がオリジナル用カプセルです。

カプセルの買い置きや好みの飲み物があるなら、本体を決める前に継続して使えるか確認してください。本体サイズだけで選ぶと、届いてから飲みたい商品が使えないと気づくことになります。旧型からの買い替えでは、抽出機能より先に消耗品の規格を見ると失敗を避けやすいですよ。

NEOへの移行を検討している方は、NEOとオリジナルの実機比較で、飲めるメニューや抽出操作、後片付けの違いまで確認できます。

修理費と新品の総額を比べる

修理見積もりが出たら、修理代だけでなく送料、必要な追加部品、修理後の保証範囲まで確認します。新品側も、本体代と送料、同梱品、保証条件を同じように見ます。どちらが必ず安いという一律の金額はありません。

新品の購入先を比較する際は、ドルチェグスト本体の価格・送料・付属品の比べ方も参考に、同じ型番とセット内容で総額をそろえてください。

欠品が複数ある、修理できるか分からない、抽出のたびに不調が繰り返す場合は、保証条件を確認できる現行機への買い替えも現実的です。逆に、入手できる部品一つを交換すればよいと確認できたなら、その費用をかけて使う方法もあります。

今の状態先に確認すること検討する選択肢
操作を忘れただけ型番別の準備と抽出方法説明書に従って再使用
付属品が一つない適合部品の在庫と費用部品交換
抽出の不調がある公式の症状別案内と修理可否相談後に修理か買い替え
安全上の異常がある使用中止とメーカー相談無理な再使用をしない
操作が生活に合わない必要な機能と設置条件現行モデルとの比較

◆マメハルのワンポイントアドバイス

私なら、まず必要な部品が買えるかを確かめます。そのあとに本体の比較です。使えるか分からない旧型へ少しずつお金を足すより、最初に必要な費用を見通したほうが選びやすいかなと思います。

\ 必要な機能と保証条件を見比べる /

買い替え候補のジェニオ エス ベーシックを確認する

※価格と在庫は変動します。検索結果には別機種や非純正品も含まれるため、対応型番・付属品・販売条件を購入前に確認してください。

再使用前の疑問を確認

機種名が分かった後にも残りやすい疑問をまとめました。次の回答は判断の入口にして、具体的な操作は手元の型番に対応する説明書を優先してください。

旧型ドルチェグストのFAQ

Q1. 旧型ドルチェグストはすべて手動式ですか?

A. いいえ。ピッコロ系のようなマニュアル式に加え、ジェニオ2、ジェニオ アイ、ルミオなどのオートストップ式もあります。旧型という呼び方だけで判断せず、型番に合う説明書で停止方法を確認してください。

Q2. 古いモデルの説明書はどこで確認できますか?

A. ネスレ公式の販売終了モデル一覧から、対象機種の説明書PDFやサポートページへ進めます。本体の製品表示と、説明書の機種名・操作部の図を照合してから使ってください。

Q3. 販売終了した本体ではカプセルも使えなくなりますか?

A. 本体の販売終了だけで、対応する専用カプセルが直ちに使えなくなるわけではありません。本体の状態と対応規格を確認してください。オリジナル用カプセルとNEO用ポッドには互換性がありません。

Q4. 旧型のタンクやホルダーは別機種と共用できますか?

A. 見た目が似ているだけでは共用できません。部品の対応型番を確認し、不明な場合はメーカーへ問い合わせてください。販売終了モデルの部品も案内がありますが、在庫や対応可否は個別確認が必要です。

Q5. 旧型から買い替えたほうがよいのはどんな場合ですか?

A. 必要な部品が入手できない、修理費用と新品の総額が近い、操作が生活に合わない場合は買い替えも検討できます。異常な発熱や漏水などがある場合は使用を中止し、先にメーカーへ相談してください。

旧型は説明書と状態で判断する

旧型ドルチェグストを使うときは、機種名と型番を確かめ、マニュアル式かオートストップ式かを確認します。そのうえで説明書の準備、抽出、停止、取り出し条件を読むと、自分の一台に合う使い方が分かります。

再使用するか買い替えるかを含め、カプセル・機種・継続費用をまとめて考えたい方は、ドルチェグスト完全ガイドも参考にしてください。

確認する順番

機種を見分ける、説明書を照合する、部品と状態を確かめる、必要に応じて交換や買い替えを比較する。この順番なら、まだ使える機体を慌てて買い替えたり、合わない部品を注文したりすることを減らせます。

販売終了という理由だけで捨てず、動くという理由だけで安全とも決めないことが大切です。説明書と実物を見比べて、不明点が残る場合はメーカーへ相談してください。安心して使える状態を確かめてから、次の一杯を楽しみましょう。

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